気になる日用品の歴史・・・その2
■絵はがき
一九世紀半ば、低コストの名刺判の肖像写真をつくることに成功したフランスの写真家ディデリは、ルーブル美術館の所蔵絵画の写真複製をしようと、一八六〇年、フランス政府に許可を申請しています。
新しいメディアによる美術館収蔵品の複製を思いついたディデリは、さまざまな作品の電子メディアによる複製に目をむけている、今日のビル・ゲイツのようなものだろうと言われています。
だが、当時それを実現したのはディデリではなく、図案の仕事をしていたアドルフ・ブラウンです。
そして、こうした複製から絵はがきが派生しました。