食事と料理 4
受講者は20代から70代までの主婦が3、40人。
みなさんほとんどが専業主婦で、日々食事の支度に励んでいる人たち。
お坊さんやおばあちゃんの料理は「○○大さじ一、◇◇小さじ二」の世界じゃない。
野菜の酢の物なら、「そこで、酢を適量回し入れて・・・」けんちん汁の味をみて、「いまひとつだね。
気持ち濃くなるくらいしょう油を入れてみて」野菜の煮つけなら、「ちょっと甘みが足りない。もう少し砂糖を」の「哲学的」指導。
講師の頭の中には、長年鍛えた正確な分量が入っているのだが、言葉にすればこんな感じ。
「適量」「気持ち」「もう少し」、そんな表現なんだ。
これを聞いた受講者たちは目の前が真っ暗になります。